ヨークシャーテリア（ヨーキー）の子犬の飼主さんの声

「名前は、前の犬の名前と同じ「ゴマ」ちゃんにしました」

ヨーキーを頂きまして、一週間になります。お世話様になりました。
名前は、前の犬の名前と同じ”ゴマ”ちゃんになりました。すごく元気ですくすくと
育っています。

以前の犬は、１１年前に２ヶ月で我が家に来ましたやはりヨーキーでした。ニューヨー
クに家族で５年いましたので、二人のこども達も帰国して友達もいなく、皆で協力し
て帰国の辛い時期を乗り越えられるように、との思いで購入しました。

チャンピオン犬を両親に持つ、本当に男前、しかし寂しがり屋の小型の子犬でした。
皆でかわいがり、室内で飼っていました。いつも一緒で夜はベッドに一緒に休んでい
ました。ゴマは、自分を犬とは思っていないようで、ほかの犬をみても知らない顔を
して、すっかり家族の一員でした。凡ての食べ物も一緒で、特に野菜が好きでした。
家内が料理を作るときの床に落ちたキャベツは、いつもおいしそうにほおばっていま
した。１０年苦楽を共にして、こども達もすっかり大人になりました。本当にゴマの
お蔭で、帰国の辛い時期を乗り越えることが出来ました。

帰国後、１０年目で引っ越しして、おばあちゃんと一緒に暮らすようになりました。
家業が３代続く病院であり、妻が４代目院長として医院を継承しました。妻が診察中
は、いつしか朝夕のおばあちゃんとの散歩が日課になりました。ゴマもいつもおばあ
ちゃんとの散歩を楽しみにしていました。そのようなとき、おばあちゃんが散歩中、
つい話に夢中になっている間に、ゴマが心ない人にさらわれてしましました。本当に
がっかりしました。家族の落胆もひどかったのですが、おばあちんは、そのときの
ショックで鬱状態になってしまいました。すぐに警察、保健所、動物病院など、チラ
シをカラーで５千枚印刷し、心当たりの近所の場所、公園、警察署、動物病院、スー
パー、コンビニ、新聞広告などホウボウ手を尽くしましたが、一年待っても見つかり
ませんでした。優しい方から、毎日、問い合わせの電話がありましたが、行ってみる
と違う犬でした。帰国時期の辛いことも、ゴマがいたからこそ、家族で乗り越えるこ
とが出来ました。そのようなゴマでした。いなくなって、一年が経ち、やっと次の犬
を飼おうと考えることが出来るようになりました。ゴマは、いつも私たちを勇気づけ
てくれた我が家にとって特別の存在でした。心優しいひとに飼われていると信じてい
ます。きっと、ゴマは私たち家族にしてくれたように、新しい人にも優しい眼差しを
通して心を癒してくれているでしょう。

新しいゴマは、以前のゴマより少し大きめで、好奇心が旺盛、腕白のような気がしま
す。私も大学教授として別の場所にいますので、一週間に１度しか会えませんが、会
えるときが本当に待ち遠しいです。おばあちゃんもすっかり元気になりました。相変
わらず小言は多いのですが、それが元気になった証拠でしょう。

このような素晴らしいゴマちゃんを育ててくださり、感謝しております。２度と一年
前のようなアキシデントがおきません様に、十分注意し、お互い命つきるまで一緒に
生きていきたいと思います。

有り難うございます。次回はデジカメ写真を送ります。

■犬種名【ヨークシャーテリア】←この犬種の詳細はこちらをクリック

「それ以上のものを元気一杯なゴン太からもらっています」